2017年の秋冬に登場した定番品ながら、意外と見過ごされているマニアックな商品を先日の関西遠征で購入してきた。

クシタニのジャケットには、パンツとジョイントするためのファスナーが装備されているものがあり、そのファスナーにバッグを繋げてしまえ！という発想の商品。なお、付属の延長ベルトを使えば、ワンショルダーバッグとして使うこともできる。

バッグには、3種類のサイズ設定があるので要注意。これは、ジャケットのサイズごとに、決まったファスナー長が設定されているためで、ジャケットがM～Lの場合、バッグ側は「70」が適合サイズになる。更に、別途 K-4194 セットアップコネクトの「サイズ1（M,L)」も必要で、間違うと取り付け不可。不安がある場合は、プロショップにジャケットを持参して相談すると良いだろう。

なお、専用ファスナーさえ付いていれば、テキスタイルジャケットにも対応する。試しにK-2379 キマイラコンテンドジャケットに付けてみた。バッチリ！

その他、K-0690 レギュレータージャケットや少し古いモデルのK-2233 ヴィターレジャケットにも問題なく取り付けることができた。

スマホと財布+α程度の容量ながら、使ってみると理に適っていて、全くライディングの邪魔にならない。カバン類を身に着けるのが苦手な人だったり、ポケットに物を入れず、ジャケットを出来るだけタイトに着たいという人には是非試してもらいたい。