昨年12月にクラウドファンディングで出資した、X68000 Zがついに到着!!結構大きめの箱!!開封前から震えが止まらない。
金型から作り直されたキーボードと、当時の雰囲気を残しつつ現代風にアップデートされたトラックボールマウスがお目見え。
そして、あの懐かしいマンハッタンシェイプの本体。随分小さいが、当時の雰囲気は感じられる。
モニターに接続して電源ON!コミュニティサイトに上がっていたファームウエアをダウンロードしてアップデート。バンドルソフトのグラディウスと超連射68Kを動かしてみた。
エミュレーターはβ版ながら、発売に間に合わせてきた感じ。まだ数本試しただけだが、アフターバーナー、ワールドスタジアム、源平討魔伝、パロディウスなどは、実機と遜色なく動作した。A-JAXの音が変だったり、ストリートファイターIIの解像度がおかしかったり、一部不具合も見られるが、動作面での支障は少ない。
キーボードのインジケーター制御を行うソフトも問題なく動いた。
一方、ハード的な課題は多い。まずはSDカードの対応状況が渋く、同じメーカーでも容量によって認識してくれなかったりする。※フォーマット方法の見直しにより改善。
あとは、読み込み速度までフロッピーディスクを再現する必要はないので、ブースト設定できるようにすべき。
そして、一番の難点はコントローラー。対応しているものが少なく、運良く使えてもボタン割当がバラバラ。キーアサインの設定は不可欠だと思う。なお、サイバースティックも現状は未対応だった。この辺りのデバッグや開発が進んで、ようやく「β」が取れるだろう。じっくり見守りたい。
スペシャルサポーターズプラン出資者特典と、当時物の電卓(壊れて動かない)やネクタイピンと並べて感慨に浸る。マニュアルと本体のクレジットに自分の名前が刻まれている事も確認した。
ロードマップは序章に過ぎず、追加コンテンツへの期待が膨らむ。特に、参加表明しているZOOMからの吉報を心待ちにしている。まずは、形にしてくれたことに感謝。