ドコモから同じ端末が先に出ていたり、某社の大物と発売時期が重なったこともあって話題に上ることが無いEMONSTER LITEだが、思い切って買ってみたら期待通りの端末だった。

通算4台目のWINDOWS MOBILE機なので導入とカスタマイズはスムーズだった。普通の携帯電話サイズで定額高速通信できるのは良い。低解像度の恩恵か?TouchFLOのお陰か?動きがサクサク。バランスも良く、未だ裏蓋を開けてリセットという憂き目は見ていない。ブラウザは表示範囲の狭さを補ってくれるNET FRONTとの相性が抜群。懸念材料だった文字入力もテンキー+ソフトウェアキーボードで想像以上に快適。このサイズでもしっかりしたスタイラスペンが内蔵されているのも便利だ。さらにこの後、この端末を使って企んでいる事が一つあるのだが、それについては追々。

唯一残念なのがUSB端子。余計な変換が必要ない通常サイズなのは良いのだが、充電がここからしか出来ないのは不便。(クレイドルに置いてポンと充電出来ないのは海外製端末にはありがち。)また端子の位置も中途半端で、ヘッドフォンを差すと結構邪魔になる。

ともあれ、サイズが小さいことは、それだけで一つの性能。当初は、EM・ONEとSIMを入れ替えて通信専用にするつもりだったが、ここにきて通話も一本化する手もアリな気がしてきた。しかし、イー・モバイルには依然”エリア”という最大の弱点が存在する。(実家近辺は完全に圏外。)今のところウィルコム宛のメールと電話を転送する形がベストか?