今年1月、CASIOからEXILIM PRO EX-F1が発表。「絶対買う!」と意気込んで、手持ちの機材を全て売り払い資金準備したにもかかわらず、発売直前になって尻込み。モニター販売にハズレたことを根に持って、最終的に他社のデジカメを検討するという支離滅裂なことになってしまった。そして望遠付きコンデジの線で広く再検討・・・というのが前回までの流れ。
仕事帰りに電気屋に立ち寄っては、色んなメーカーのカメラを手に取ったのだが、どうもしっくり来ない。ピント速度やズーミング、起動がもたついたり、記録メディアが特殊だったり、発売からもうすぐ一年で後継モデルの影が見え隠れしていたりで、各社共にもう一歩。大した写真を撮る訳でもないし、どれか一つ妥協すればスンナリ決まる筈だったのだが、一旦EX-F1を諦めた手前、欲が邪魔をする。
そこで、目に入ってきたのが、ボディ内手ぶれ補正付きのデジタル一眼。少し前に比べると、随分安くなった。Web上には軒並み好評判が並び、気持ちが急激にデジ一へ傾いた。昨夜から徹底的に調べ上げた結果、コストパフォーマンスに優れたSONYのα200にロックオン。今日は半休だったので一睡もせず仕事~ハイテンションのまま秋葉原に乗り込んだ。

事前に数百円で買っておいたジャンクのデジカメを持ち込んで下取りしてもらったり、ポイントや値引き云々があって、本体が実質35,000円程度。これにSIGMAの70-300mm F4-5.6 APO DG MACROを奢っても6万円(1年前に買ったEOS Kissのボディ価格とほぼ同じ)に収まった。何だか、一周して元に戻った気がするのは徹夜明け故の勘違いだ。