今シーズン初の生観戦。千葉ロッテvs楽天＠千葉マリンを観て来た。暖かく絶好の野球日和。
先発は開幕投手が有力視される小林宏之。今日は初回から制球が乱れ、微調整しながらの投球。2つの失点は三塁内野安打によるものと、スライダーのショートバウンドを里崎が止められなかった（記録はワイルドピッチ）もので、以降は尻上がり。シーズン中なら2失点完投ペースと言える。大きな心配は要らないだろう。
2番手以降は小宮山・シコースキー・服部がそれぞれ1イニングをパーフェクトリリーフ。特に服部は外の変化球が良く、安定感があった。タイミングが取り辛そうなフォームなので、早々に先発が崩れた際のロングリリーフも行けるのではないだろうか。対照的に9回に登板した伊藤は荒れ球が持ち味とはいえ、1点を争うゲームでは四球が命取り。ヒット－四球－二塁打で2失点。今後はコントロールのレベルアップが重要課題となる。

打つ方では大松。これでオープン戦3本目の本塁打。しかも全て左投手からということで内容が良い。竹原（2-2）や神戸（1-1）も揃ってアピール。和製長距離砲3人の熾烈なレギュラー争いが熱を帯びてきた。これにズレータ、サブロー、里崎、今江あたりが調子を上げてくれば、今年は相当強力な打線が期待できる。
残る課題はショートの準レギュラー争い。今年は五輪もあるので西岡をバックアップ出来る人材が欲しい。ボーダーライン上の塀内は今日もノーヒット。渡辺正人もまるでやる気が感じられず、今のところ根元が2歩以上リードという印象。守備面でも球際に強い面を再三見せており、スローイングさえ安定すれば、他の2人を問題としない。