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昨日に続いてマリン生観戦。予告先発が渡辺俊介だったので、違うアングルから写真を撮ろうと、いつもの一塁側S指定ではなく、三塁側SS指定(バックネット裏)へ。今や珍しくなった野次将軍がいて面白かった。マスコットバットの錘が外れなくなっているのを見つけて「俺が取ってやろうか?」と大声。フェルナンデスが力一杯やって取れないのだから、おっさんが取れるはずが無い。思わず吹いた。周りには小声で逐一突っ込みを入れているサラリーマンや煙たがる人が居たけど、ああいうのは嫌いでない。むしろきれいごとを並べてガンバレ、ガンバレとやる方が癇に障る。
試合は俊介が好投。緩急を巧く使って、テンポも良かった。得点は本塁打によるものだけなのだが、どちらかというと里崎のリードに問題があった。同じところにストレートを連続して投げ、山崎武に持っていかれたり、憲史の同点弾も、九回2アウトから要求してはいけないコース。横浜で成瀬が吉村に2ランを打たれた場面を思い出した。打ち損ねれば内野フライの高目は諸刃の剣。危険な賭けをする場面ではない。
結果、同点にしてしまったので延長戦。10回裏に今江がヒットで出ると、サヨナラのムード。小山はランナーが出ると脆く、続くTSUYOSHIにストレートの四球。早川は送りバント失敗のファールと空振りで追い込まれたが、低めの変化球に喰らい付いてボテボテのゴロ。この当たりなら併殺は無い!と思った瞬間、ショート渡辺直からの送球がフェルナンデスの遥か上!三塁から今江が還ってあっけなくサヨナラ勝ち。昨日の借りを返した。
これでクライマックスシリーズへのマジックが点灯。
気になるのは、バント。里崎の送りバント→サード封殺。堀のスクイズ→外されてランナータッチアウト。早川の送りバント→ファール。と3回試みて全部失敗。元々バントが下手なチームだけに、積極策のほうが良いと思う。バントをやるならもっと練習すべき。