X-T50に組み合わせるレンズとして、軽くて薄いXF27mmの買い戻しを考えていたが、寄れず、煩いという理由で手放したことを思い出して却下。その他の選択肢として、昨年発売されたVoigtlander ULTRON 27mm F2はどうか?と購入してみた。丁度、SQUAREHOODから専用フードが発売されており、合わせて入手した。
VoigtlanderのX-Mount用レンズは、今日現在7本がラインナップ。徐々に選択肢が増え、以前のようにマウントアダプターを必要とするVMマウントレンズを検討することが減ってきた。専用設計ということで、軽く小さいシステムが組めるだけでなく、電子接点の恩恵が受けられたり、最短撮影距離が短くなったりと良いことずくめ。とりわけ、この27mmと18mmのパンケーキは、その代表格と言える。
ここ数年人気の換算約40mm。XF27mmより一段明るく、開放からキレのある写りをする。最短撮影距離は0.25m。レンズが薄すぎると、左手の位置に気を使うところだが、SQUAREHOODがその問題を解消。レンズフィルターを内側に隠せることから、レンズ保護対策もバッチリ。Peakdesignのマイクロクラッチも含め、理想とするカメラ像に近づいた。
あとはX-T50のファームウエア。上位機だと当たり前の”シャッター半押しでフォーカスチェックオフ”機能が無い。ファインダー性能の劣る下位機種こそフォーカスチェックを多用するので、是非改善していただきたい。
Voigtlander ULTRON 27mm F2 ブラック X-Mount 価格:¥ 62,800 (2024年8月現在) | SQUAREHOOD Voigtlander 27mmF2/18mmF2.8 X-Mount専用 角型アルミフード 価格:¥ 12,650 (2024年8月現在) |