XR RIKENON 50mm F2は、1970年代にリコーXR500のセットレンズとして登場。「帝王」=CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.4で知られる富岡光学が製造を手掛けている。昨今のオールドレンズブームでは、なめらかなボケと描写力が見直され「和製ズミクロン」として人気が高い。

モデル名に「L」が付く第2世代は、富岡光学が関わった最終型となり、以降のモデルは生産が異なる。元々が安価な大衆用レンズということで、流通量は潤沢ながら、雑に扱われた個体も多いので状態はピンキリ。安いものだと千円程度で売られているが、カビやバルサム切れの事案も散見され、案外良品を見つけるのが大変。

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最短撮影距離が0.6mと長いため、一旦LMマウント化してヘリコイドアダプターという手も考えたが、K&F Conceptの旧デザインアダプターとの親和性が高く、素直にPK-FX変換することにした。

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惜しいのはAPS-Cで画角が75mm相当になる点。まあ仕方がないか。

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▲ X-Pro3 + XR RIKENON 50mm L ( ASTIA | ISO=800 | F=2.0 | SS=1/60 ) 

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RICOH
XR RIKENON 50mm F2

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