LM-EA7を使っていて気になるのがバッテリーの消耗具合。通常のAFレンズに比べて交換サイクルが明らかに短い。Mマウントレンズも増えてきたし、普通の変換アダプターと使い分けてバッテリーの温存を試みることにした。
単なる変換アダプターなら3,000円~4,000円ほどで手に入るが、使い勝手を考えればヘリコイド付きが欲しいところ。しかし、精度を要求するとVoigtlanderか焦点工房の二択となり、価格が2万円~3万円に跳ね上がるのが悩みどころ。焦点工房には「LM-SE M (L)」という、繰り出し量を抑えた廉価版(定価12,833円)もあるが、欠品中で入荷未定。他に代用品は無いか?と探していると、七工匠が同様の製品を製造しているのを発見した。
七工匠(7artisans)は、銘匠光学(TTArtisan)、中一光学、LAOWAなどと並ぶ中国のレンズメーカー。精度の高さと品質の良さが評価されており、日本国内では、まさに焦点工房が正規代理店となっている。写真を見る限り、SHOTEN LM-SE M似た雰囲気ながら手頃な価格。これなら!と、AliExpressの公式ストアから購入してみた。
前後のキャップと収納袋が付属。若干レンズ側がキツめながら、変なガタツキや引っ掛かりは無く、コストパフォーマンスに優れた商品だと思う。
繰り出し量は約5mm。カメラの雰囲気を損ねないデザインも良い。
NOKTON Classic 40mmでの実測最短撮影距離は約0.24m。これなら十分実用的。
7artisans LM-E Close-up Ring Adapter 価格:¥6,485 (2021年03月現在) |