昨年秋に、Xマウントの第一号として発売されたNOKTON 35mm F1.2は、FUJIFILMのAPS-Cセンサーに最適化され、電子接点を搭載。ついにFUJIFILMでも専用設計のVoigtlanderが使える!と歓喜し、いずれ購入するつもりでいたが、発売以来の人気で入手困難、納期未定のまま半年が過ぎてしまった。何とか桜の季節までに購入できないものか?と、Map Cameraの新着入荷に連日張り付いてようやくGET。

大口径ながら軽量コンパクト。極端なクラシック風デザインではないのでX-S10にもよく合う。

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これまでFUJIFILM機では、NOKTON Classc 40mmと、COLOR-SKOPAR 35mm PII(共にVMマウント)を使ってきた。比較的マニュアルフォーカスを苦にしないもののフォーカスチェックや手ブレ補正を活用するには、一定の所作が必要になるので、頻繁にレンズ交換をするケースでは煩わしい。また、アダプターを介して装着するため、その分の重量が増して大型化してしまうデメリットもあった。

それが、このレンズなら交換してすぐ撮ることができる。電子接点を通して情報がファインダーや背面液晶に表示され、フォーカスリングを回すと画像が拡大。勿論、ボディ内手ブレ補正も効く。そして、滑らかな操作性も醍醐味。この気持ち良さは中華レンズでは味わえない。


Voigtlander
NOKTON 35mm F1.2 X-mount
価格:¥ 69,818
(2022年3月現在)

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