6月1日より、駐車違反の民間委託が始まる。これに伴い、車両から離れればデジカメでパチリ、即アウトというルールに変更される。国民が相互に監視しあうという恐ろしい時代がやってきた。
どうやら民間委託に先立ち、5月の頭から警察の取り締まりが強化されているようだ。職場の周辺は重点地域。裏路地に停められた二輪車にズラリとピカピカの黄色い輪がはめられていた。即アウトルールに備えて”輪っか”を大量発注したのだろう。実弾で法改正を喚起する強権にも驚いたが、よくぞあれだけの数のバイクに一台一台取り付けたものだと感心した。人員不足と言われる警察、ホントは暇なのか?民間委託は税金の無駄使いではないのか?それに、あれだけのバイタリティがあれば、現在二日も三日もかかっている車庫証明は遅くとも翌日には発行出来るだろう。あのフットワークの重さは怠慢なのか?
自分はこれに先立ち二輪、四輪共に売却。原付に乗り換えた上、ほとんど電車で通勤している。しかしながら、電車が終わる時間まで働くことも少なくない。自転車より小さい原付バイクであっても職場の周辺に留め置く公共および民間施設は全く無い。ということで、あの状況を見れば意地でも乗っていく訳にはいかない。深夜に歩いて帰るのは、あまりにもクレイジーだし、タクシーなんかを使っていたら散財ものだ。どうしたものか非常に困っている。

デジタルARENA「放置車両取り締まりガイドライン」