先日、GoPro Hero10が発表され、カートに入れて買う寸前まで行って、なんとか踏み留まったところ、新たなカメラが発表。注文してしまった。
最大の特徴はマグネットによる連結。電源ユニットだったり、自撮り用の液晶ユニットだったり、用途に合わせて付け替えるギミックが注目されがちだが、マウントアダプターへの脱着が、素早く確実に行える点が実用的。強力な磁力でパチンと連結されるのと同時に、両側のツメでロックが掛かり、振動などで簡単に外れないようになっている。外すときはツメを押さえてロックを解除するだけ。なお、ストラップホールもあるので落下対策は万全に行える。
本体は僅か56g。580mAhのバッテリーと、32GBのメモリーを搭載。条件と設定次第にはなるが、単独で約70分の連続撮影が可能らしい。ここに付属の電源モジュール(56.6g)を足せば、駆動時間は180分に延びる。なお、microSDカードスロットやUSB-C端子はモジュール側のみ。充電やケーブル転送はモジュールが必須となる。
GoProなど、多くのアクションカムが1/2.3型センサーを使っているのに対して、ひと昔前の高級コンデジに使われていた1/1.7型を採用。最大4K120fpsまで撮影でき、条件付きではあるが、強力な電子ブレ補正や水平維持撮影も利用可能。軽くテストしてみた感触では相当効く。
最後に一点だけ不安要素。前面にレンズ、背面に液晶、底面に磁石やコネクターがあって、排熱が厳しい。実際ちょっと触っただけで本体が熱くなったので、4Kでの撮影には影響が出そう。
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