これまでSONY α9をメインに、FUJIFILM X-S10をサブ機として使ってきたが、X-S10の出来が良い上に、システム全体が軽くまとまるので、α9の出番が急減。二種類のマウントで、それぞれのレンズを用意する効率の悪さもあって、Eマウントからの撤退を決断。全て売却し、我が家で10年以上続いたSONY α王朝が終焉を迎えた。これにより、X-S10が主軸に昇格。新たにサブ機として、X100Fを迎え入れることに。
購入したのは、公式モールのリファービッシュ品。元箱なし、レンズキャップに小キズ、ファインダー内にチリ(強い光を当ててようやく確認できる程度)。本体やレンズは無傷で殆ど使用感がない美品。
XF100Fは、いわゆる”コンデジ”に分類されるカメラだが、一世代前のハイエンド機、X-Pro2と同じセンサー&画像処理エンジン。「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」まで搭載している本気仕様。
レンズは、換算35mm相当の23mm F2。初代X100から採用され続けた旧型レンズで、独特の味があり、近接開放で大きく滲むクセ玉。後継機から新設計のII型レンズが搭載されているため、X100Fは、このレンズが付く最終型のカメラとなる。
購入にあたって、迷ったのが現行機の「X100V」。レンズやセンサーが最新で、チルト液晶やUSB-Cを搭載。動画撮影が強化され、フィルムシミュレーションも追加されている。しかし、2倍のプライスタグに見合うだけの性能差を感じず、その殆どはX-S10で出来る事。サブカメラにはオーバースペックと割り切った。
FUJIFILM デジタルカメラ X100F シルバー X100F-S 価格:¥139,800 (2021年12月現在) 評価: 4.3 |