連日冴えない野球を見せられ、早くも現実逃避モードへ。
ゲームソフトを買ったのは「激闘プロ野球 水島新司オールスターズ VS プロ野球」(2003年9月)以来ということで、実に2年半ぶりです。箱にしまったままだったプレステを引っ張り出してきたのですが、起動2回に1回の確率でソフトを読みにいきません。一旦起動してしまえば、問題ないので、修理するほどの事ではない(?)でしょう。
ゲームの方は、さすが最新作といった印象。選手の顔や動作がそっくり忠実に再現されており、それでいてゲームバランスも見事です。とかくこの手の野球ゲームは演出に懲りすぎていて、1ゲームあたりの試合時間が長くなりがちですが、設定によってサクサク進めることが可能です。また、打撃や投球操作に慣れが必要ですが、こちらもアシストの設定で、自分の実力に合った調整が可能です。
ゲームモードも多彩で、球団経営モードやキャンプを題材にしたモード、往年の名選手に挑戦出来るモードが用意されています。
それから、注目を集めているファミスタモード。今回は、コレに期待を込めて購入したのですが、感想はもう一つ・・・。確かに、球場の設定が多かったり、ベンチ入りメンバーの選択が細かくできたり、というのは嬉しい機能なのですが、全体的にもっさりしており、あのリニア感がありませんし、奇跡的だったゲームバランスも微妙に崩れています。おそらく初期の86-88年版あたりをイメージしてつくられているのでしょうが、懐かしさを追求するあまり、その後の改良をないがしろにしたつくりになっているのは、実に勿体ないと感じました。ファミスタをやり込んだ人にとっては物足りない出来と感じるはずです。あくまでもオマケとして見た方が良いでしょう。
それでも、思いの他本編の出来が良く、満足度は高いので、買って損は無いと思います。但し、ゲームでもバーンが炎上するものですから千葉ロッテファンのストレス解消には向きません。