注文から一週間。納車準備が整ったということで、鉄道を乗り継いで引き取ってきた。
ガソリン価格の高騰に加え、最寄りのスーパーが昨年末に閉店したこともあって、機動性が高く、それなりの積載量が見込める車両として、セカンドバイクが再浮上。以前所有していたEN125より軽量小型であることを条件に、KSR110やスーパーカブなど数車種リストアップしたが、どうせ半分オモチャにするのだから、安いアジアンバイクで良しとした。
NAVI110は、ホンダがインドで生産する、インド市場向けの商品。スクーターのフレームに3.8Lの小さいガソリンタンクをトップマウントした珍妙な車体は、GROMやZ125とサイズ感が近くて意外と大柄。空冷4st単気筒109ccエンジンはキャブレター仕様で、Dioやベンリィ、カブ等に用いられたものと同系統。出足がそこそこ良く、60km/hちょっとまでスムーズに加速するため、急な上り坂や強い向かい風でなければ、一般道の車の流れに十分乗ることができた。
外装は塗料を混ぜた樹脂で形成されており、まるで未塗装のプラモデル。徹底的にコストダウンを図り、粗い部分も見えるが、国内での車両本体価格が、オプション無しで破格の8万円台と考えれば気にならない。購入した店では、オプションのサイドスタンドとアンダーボックスが標準装備で2年の保証付き。ホワイトかオレンジで迷ったが、輸送費のかからない店頭在庫のオレンジにした。
右足でブレーキ、左足でシフトダウンするする癖が抜けなくて、何度も空振り。そのうち慣れるだろう。とりあえず、リヤキャリアを付けてBOXを乗せる予定。