昨年購入したiPhone。LTEの「2012年度末には人口カバー率96%」が決め手になってauを選択した訳だが、何時まで経っても圏外のまま。年末から今年初めにかけて、エリア拡大情報が徐々に出てきたものの4月にはその情報もパッタリ途絶えてしまった。
一向に説明がないまま放置されていたが、新商品発表の翌日にこっそりと景表法違反措置命令を公表。相変わらずブレない隠蔽体質・・・しかも、人口カバー率はたったの14%。「間違いでした」では済まされない酷さだった。
当初からエリアマップを公開しないなど、自社の弱い箇所を隠蔽。にもかかわらず発売直後から社長自ら様々なメディアでエリアの急速拡大を強調。iPhone用と他端末の周波数をゴチャ混ぜにして消費者を混乱させるという悪質な宣伝手法をとっていた。それが単なる”誤表記”ということで処理されている事には甚だ憤りを感じる。当然、消費者救済については何の策も発表されておらず、期限内に解約すると違約金まで取られるという。
不当な表示で莫大な利益をあげた史上稀に見る巨大詐欺事件に思えるのだが、こんなあっさりした対応で許されるものなのか?