X-M5とLOMO Minitarを組み合わせるべく、軽量で安価なHaogeのアダプターを試してみることに。届いたので、早速レンズを付けようとしたが、引っかりがあってロックされるところまで回らない。不良品か・・・と、分解してみると板バネの位置が明らかにおかしい。どうやら単純な組付けミスだったようだ。
分解したついでに雑に塗られたグリスを除去して、レンズ用のグリスを薄く塗布して組み直した。激重だったヘリコイドが指先で軽くに回るようになった。
Minitarはゾーンフォーカスなので、基本的には絞って撮るレンズという認識だったが、ヘリコイドアダプターを併用すればピントを追い込めるようになる。本来の用途である最短撮影距離短縮も効果的で、目論見通り、コンパクトなX-M5にピッタリな常用レンズになった。
但し、X-T50同様、フォーカスチェックからシャッター半押しで画角が戻る機能は無いし、電子接点が無いレンズではピーキング等のアシストも使えない。上位機では問題なく使える機能だけに、ファームウエアのアップデートで対応を期待する。
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