Windows Mobile 6.5搭載のシャープ製スマートフォン「HYBRID W-ZERO3」が来年1月に発売される。W-OAM typeG対応の新型W-SIM(下り最大800kbps)と、ウィルコムが借り受けているドコモ網を利用したW-CDMA(下り最大7.2Mbps)の双方が利用できるハイブリッド端末。更に、オプションのW-SIM型GSMモジュールを利用すれば、海外のGSMエリアにも対応可能。
その他、主なスペックは以下の通り。

液晶モニタは3.5型、480×854ドット
CPUはクアルコム社製MSM7200A(ARM11、528MHz)
カメラは500万画素CMOS
無線LAN、赤外線、Bluetooth、microSD、GPS、モーションセンサー、USB端子搭載
Flash Lite 3.1対応
サイズは約53×120×16.9mm、重さは約158g

形状はテンキースライド式を採用し、フルキーボードは撤廃。ワンセグも外した。
XGPが広がらない現状を考えれば、PHSと3.5Gのハイブリッドはベストな選択。オーソドックスかつツボを押さえた端末だと思う。

あとは、駆動時間と料金体系。EMOBILEとの兼ね合いや自宅ADSLの処遇も含めて、総合的に検討する余地が出てきた。これでようやく一本化できるのか?

Willcom プレスリリース
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