先月の神宮以来の観戦。ハンバーガーが不味ければ料金を返すのに、試合内容は不味くても料金は返さない。まともな料金を払ってゲームを観るのはバカバカしいので、今日はアップグレード券を使って、自由席→指定席SSとした。

試合は初回から動く、日本ハムの攻撃、先頭・田中賢介が高いバウンドで一塁線を破りツーベースヒット。2番・森本は初球にバント失敗も2球目に里崎がボールを見失いパスボール。走者は悠々三塁へ。早速ミスが出た。そして森本は、フルカウントから真ん中の球をレフトに運んでツーベース。毎度お馴染み「フルカウントから甘い球」で先制を許す。続く稲葉も軽くレフトへ流して、またまたツーベース。2失点目。まだノーアウト。そして、4番・高橋はサード強襲。ランビンが避けながらグラブを出したが弾かれて、4連続ツーベース。チンタラやっている内に計3失点。
日本ハムの方が、集中力が数段上ということ。これはゲーム前のシートノックの動きを見ても歴然なのだが、リラックス第一主義のボビー流ではスロースタートも仕方ない。

対するマリーンズは、サブロー、大松のタイムリーで1点差とすると、5回にようやくエンジンが掛かって4連打+2四死球で逆転。多田野をKO。ここで畳み掛ければ試合が決まる!と思ったら橋本が併殺。里崎が内野フライで反撃終了。結局この2人はエンジンが掛からないまま試合終了。それなら自主的に退いて、試合前からエンジン全開の田中雅彦に出番を譲って欲しい。

チャンスは6回にもやってきた。福浦が失策で出塁し、代走早川。ランビンが送って一死二塁。しかし、この場面でナント!早川が走って三塁憤死。わざわざ犠打で送って、博打みたいなエンドランのサインを出す事は、あり得ないと思うが、もしサインだとすれば、見逃した西岡の怠慢。単独スチールなら早川の重大なミスということになる。どちらにしても雑なプレーで好機を逸した。

ゲームはそのまま進んで9回裏ツーアウト。マウンド上にはシコースキー。たかが2点のリードで勝てるなら、最下位争いはしていない!とばかりに、あれよあれよと満塁にして、小谷野に逆転タイムリースリーベースを打たれてしまった。シコースキーの救援失敗は、今月14日のオリックス戦に続いてで、今期5敗目。持ち玉がストレートとチェンジアップしかない上、それをアバウトなコントロールで投げるのが持ち味。捕手にとってはリードがしにくく、球が浮き出すと手に負えない。ストッパーとしての適性は疑問で、わざわざ配置換えしたベンチに大きな責任がある。

次回の観戦予定は8月19日。優勝争いをする2軍の試合観戦がメインの目的。(二軍のゲームは12日でした。)稲川淳二ショーの前にゲームがあるというので、ついでに見てやっても良い。まあ現状、その程度の価値でしかない。