念願叶って購入したCASIOのEX-F1。横浜スタジアムのオープン戦から始まって、千葉マリン、東京ドーム。果ては競馬場まで。スポーツ観戦には、殆ど携帯した。60枚/秒の高速連写とハイスピードムービーは、これまでのデジカメとは一線を画すものだった。しかし、実際使ってみると、いろいろと不満点や、思うことがあって手放すことにした。

簡単すぎてつまらない ボタンを押すだけでワッと撮れてしまうので、写真の醍醐味の一つである”一瞬を切り取る”の意味が変わってしまった。とにかくたくさん撮って、要らないものを捨てる作業が面倒になってしまった。

画質がそれほどでもない 自分の腕が無いのは置いといて、一眼と比べれば、画質が劣るのはあたりまえ。ただ、野球のナイトゲームを高感度撮影した場合の差が歴然で、ちょっとガッカリ。

デカイ 「コンデジ画質」と割り切れば割り切るほど、でかくて重く感じてしまう。また、動画を撮る場合は手ぶれが気になるので、一脚や三脚が必帯→そこまで重装備なら一眼で良いという結論に。

撮影対象が・・・ 某球団が絶望的に弱く、顔ぶれもあまり変わらないので、撮影対象としての魅力が無くなった。そして、期待の馬も引退してしまったので・・・。

救いは、目減りしなかったこと。中古で買ったのが今年3月で6万円弱。そこに、以前中古屋で「値段が付かない」と言われたテレコンを付けて、オークションに出したら6万円台中盤で落札。丁度ボーナス時期に重なったのが、期せずして好結果に繋がった?
次は、こいつを元手に、PENTAXのK-7!と言いたいところだが、暫く重くてゴツイのは要らない。おとなしく、お手軽なコンデジに乗り換えるつもり。