■+D MOBILE
イー・モバイル、「連続かつ大量の通信を行うユーザー」に帯域制御を実施
連続的かつ大量の通信を行うユーザーを対象に、通信速度を落とすなどの帯域制御を実施する。7月末まで検証を行い、今秋をめどに正式運用を始める。「一般的な使い方のユーザー」への影響はないという。

ふらっと衝動買いしたイー・モバイルだったが、サービスインから三年目の今年もヘビーに使っている。しかし、ここに来て気になる記事が一つ。この秋から、ついに帯域制御に踏み切るという。

サービス開始時の通信速度は快適だったが、加入者が増えるに従って次第に鈍化。先日測定したところ、最速時期の約半分にまで落ちていた。電車内での通信も途切れる頻度が増している。
この帯域制御策によって、現状が改善されるなら大歓迎だが、制御される側になったらたまったものではない。これ以上遅くなれば使用に値しないので、そうなればキャリアを移るのみ。秋口になれば、WILLCOMのXGPが具体的になってくるだろうし、次世代iPhoneも選択肢の一つに成り得る。
そもそも、「高速通信を制限無く」というのが、このキャリアの最大の売りだった。それが今や、高速でも無ければ制限も付くというのなら魅力がない。イーモバイルの言う「一般的な使い方のユーザー」が、「金だけ払ってあまり使わない人」を指さないことを祈っている。