Mマウントのマニュアルフォーカスレンズをオートフォーカス化するマウントアダプター「LM-EA7」の後継、「LM-EA9」を購入。
先代との違いは、アダプターリングにモーターを内蔵し、邪魔な出っ張りが消滅したこと。その他、ピントスピードが高速化したり、電源OFF時の省電力化など、多くの不満が解消されている。
購入はAliExpressで中国から。国内の流通価格より格段に安い。最近は配送も早く、注文から約1週間で到着した。日本語マニュアルやファームウエアはダウンロード出来るので不都合はないが、故障時のサポートは困難なので、そこは自己責任となる。
早速、色んなレンズを付けて使い勝手を確認。XR RIKENON 50mm F2 (PKマウント)/Super-Takumar 55mm F1.8 (M42)/MIR-1V 37mm F2.8 (M42)/INDUSTAR 50-2 (M42)。全てLMマウントに変換してからの装着になるが、問題なく動作した。
続いて難ありの二本。Wtuens (L39)は、レンズ自体が暗いため屋内でピントが合いにくい。先の4本も絞ると同じなので、レンズ特性やカメラ側の性能によるものだろう。LC-A Minitar-1 (LM)は、ピントレバーが干渉してしまった。無理すれば使えなくも無いが、レンズにもアダプターにも良くないと思われる。
最後は、INDUSTAR-22 (L39)。L39-LM変換リングだとピントレバーが干渉して付かないので、一旦L39-M42リングを噛ませ、M42-LMアダプターを介して装着。沈胴させたまま撮影する形で使えた。銅鏡を延ばせば超近接撮影が可能となる。