ニッチな製品を展開するLENSBABYのレンズを初購入。

Burnsideは、一度試してみたいレンズだったが、発売当初の定価8万円台では手が出ず、実売5万円前後でもまだまだ。久々に思い出して検索してみたところ、既に生産を終了しており、某大手家電量販店にてPENTAX Kマウント版だけ、異常な値段で叩き売られているのを発見!これは、またサンタクロ...即確保!

個性的なパッケージに使われている写真は、このレンズを使った作例らしい。ドーナツは入ってない。

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電子接点が無いので、変換できればマウントに拘らないが、フルサイズ用の金属鏡筒レンズ+マウントアダプターで400gを超えるのが難点。

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写りは面白く、グルグルボケを意図的に発生させることが出来る。(被写体を0.9m以内、背景を3.7m以上に設定し、絞り開放で撮影)

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▲ X-T5 + Burnside 35 ( ノスタルジックネガ | ISO=400 | F=2.8 | SS=1/250 )

そして、最大の特徴がビネット調整レバー。第二の絞り羽で光を遮り、強制的に周辺減光を生み出す仕組み。0→3で段階的に強弱が付けられるが、APS-C機では効果が薄い。

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▲ X-T5 + Burnside 35 ( ノスタルジックネガ | ISO=400 | F=2.8 | SS=1/160 ) *第二絞り=3

オールドレンズのような個性を再現できる機能を持ちながら、絞れば高精細な写真も撮れてしまう。換算53mmに相当し、レンズ先から15cmまで寄れるスペックということで、普通の標準レンズとしても活用できそうな雰囲気。(但し、周辺の描写は甘い。)

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▲ X-T5 + Burnside 35 ( ノスタルジックネガ | ISO=400 | F=11 | SS=1/15 )

癖の強いレンズではあるが、買って損は無かった。

B07B48RMHX
Kenko
Lensbaby  Burnside 35 ペンタックスK用
価格:¥49,960
(2022年12月現在)

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