X-Pro3を売却し、次の一台として選んだのは、Xシリーズ10周年の大トリを飾る集大成モデル「X-T5」。解禁日に予約し、発売日の本日、手に入れることができた。
暗所でも実用に耐えうる4000万画素APS-Cセンサーや飛躍的な進化を遂げたAF性能など、最新鋭の技術を投入しつつ、小型軽量省電力化を達成。先行販売されたX-H2Sが、動画撮影を含めた万能機の役割を担うため、本機はスチル撮影メインの設計思想へと回帰。要望の多かったチルト液晶が復活している。
X-T30IIを傍らに置き、参考にしながら設定。単純にボタンの数が多く、ISOダイヤルもあるので、割当に困ることは無い。あとは、使いながら煮詰めていく感じ。唯一面食らったのが、公式アプリの「PC Auto Save」が未対応だったこと。PCへの転送方法は考えなければならない。
X-Pro3より厚さを感じるが、持ってみると似たような重量感。グリップの張り出しと重量バランスのおかげで、大きめのオールドレンズを付けて机に置いても前傾しなかった。
さすがにX-T30IIと並べれば、ふた周り程大きい。
X-Tシリーズ初搭載のノスタルジックネガを試し撮り。オールドレンズと相性が良さそう。というか、デスクライトだけで適当に撮った一枚で、手ぶれ補正の威力とノイズの少なさを実感。金属の質感や立体感も表現されており、INDUSTAR-22でもコレだけ写るのか!と感心した。新世代センサー恐るべし。
▲ X-T5 + INDUSTAR-22 ( Nostalgic Neg. | ISO=640 | F=3.5 | SS=1/80 | EV-0.7 )
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