11年ぶり3回目の高知プレシーズンマッチ。
NPBの生観戦自体も久しぶりで、2015年の交流戦(甲子園)以来となる。その試合は、酷い采配で完封負け。わざわざ遠くまで足を運ぶのがアホらしくなった。その後、生活様式の変化などもあり、足が遠のいていた。
AM7:00に出発し、開門前の9:40頃に到着。過去二回は高知東部球場だったので、春野球場は初見参となる。広くて見やすい綺麗な球場だった。
西武は、今シーズンから先発転向の平良。3回を45球4奪三振と圧倒。150km/h台を連発し、打てる気配がなかった。
ロッテは復活を期す種市。速いテンポでで投げ込み、こちらも4回9奪三振という好内容で先発ローテーション入りに前進。1失点はボーク絡みだった。
打者で目立ったのが2安打の安田。いずれも鋭い当たりで、4回表に右中間フェンス直撃の三塁打を放っている。
試合は西武が6回裏の集中打で逆転勝ち。2アウトから打たれたカスティーヨは、投球前にボール交換を命じられるなど、塁審と球審から難癖を付けられた挙げ句、ストライクゾーンも狭かったのが不運。フルカウントから蛭間に投じたアウトローのボール判定が勝敗を分けた形。
5回表には2つの微妙な判定があり、帰宅後に録画を確認。投ゴロアウトで一塁手がベースを踏んでいなかったり、平沢の盗塁アウト時は、スライディングの勢いで野手のグラブからボールがこぼれ、審判の目の前で宙に浮いていた。いくら再捕球しても、走者のベース到達後では完全捕球と言えない。いずれも公式戦ならリプレー検証で覆る案件だと思うが、練習試合なので仕方ない。
今回は、カメラ二台(X-T5/X-E2)と、レンズ三本(XF70-300mm/XF35mmF1.4/LAOWA 9mm)と、テレコン(XF1.4X)を持ち込んで撮影。大半で使ったX-T5とXF70-300mmの組み合わせが凄まじく、カメラの進化を実感した。
4000万画素でトリミング耐性は十分だし、ISO感度を上げてもノイズが気にならないので、速いシャッターが切れる。手ぶれ補正の進化は言わずもがな。もう重い望遠レンズは不要では?そして、顔検出が優秀で、瞬時に被写体の頭部にピントが食いつくため、カウントを読んで盗塁を予想したり、打球の強さと方向で進塁を判断してベースに置きピンするなど、従来のテクニックが必要無くなった。
▲ X-T5 + XF70-300m F4-5.6 ( 165mm | Provia | ISO=1000 | F=5.6 | SS=1/1000 ) *Crop