旧ソビエト製の「INDUSTAR-22 50mm F3.5」を入手。ライカエルマーの外観を模した沈胴式レンズとして知られている。(レンズ構成はテッサー型で、あくまでも似せたのは外観のみ。)第二次世界大戦終了後から十数年に渡って生産された。

大半がKMZ=クラスノゴルスクで生産されているが、この個体はKOMZ=カザン製。シリアルナンバーの刻印がなく、初期(1950年前後)に生産されたものらしい。流石に70年も経過しているので、サビや傷が目立つが、動作に問題はなく、そこまで酷い状態ではない。

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M39(L)マウントということで、アダプターリングを介してMマウント化。αとXの両方で使えるが、主にX用として考えている。ヘリコイドアダプターを目一杯繰り出した状態か、ピントを近距離にした状態なら沈胴可能だった。

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