ベースのロックがかかる場所が破損して粉々になり、応急措置を施して使っていたが一日持たず、より高い強度を目標に修理を試みることにした。
20Sはネジを5本(T-8)を外せば、簡単に基盤にアクセスできる。アンテナのラインやカプラを外して分解。
続いて、応急措置に用いた接着剤やパテの残りカスを丁寧に除去。仕上げにシリコンオフも吹いた。
当初、BONDICでの修理を考えていたが、近所に売ってなかったので、瞬間接着剤を使用。セメダイン3000ゴールドの耐衝撃タイプを試してみる。
割れた箇所の破片を一個ずつ接着してはヒートガンで乾かし、割れた隙間にも接着剤を流し込んだ。完全に硬化したら、はみ出た接着剤を削って完成。強度がこれまでの応急措置より格段に上がり、これなら何とかなりそうな気配。
※淡路島ツーリングで丸一日使用。何度か脱着もしたが問題なし。一応、来月新しいインカムを購入する予定ではあるが、今回の件で分解手順が分かり、バッテリーの交換も可能となった。まだまだ現役で、接続相手によって使い分けたい。