競馬とパ・リーグが見られるUHF局を外出先で視聴するにはストリーミング中継が必須。自宅に専用サーバーをたてているものの「とりあえず見られる」程度の画質に加え、古いマシンにつき、エラーや熱暴走が頻発。そこで以下の二項目を目標にTVサーバーの見直しをすることにした。

(1)orbを使用して自宅のテレビ(主にUHF局)をストリーミング配信。
(2)PCで録画したものをiPodへ自動転送。

手持ちの機器だけで何とかなるかも?と考えていたのが安易だったのは先日のエントリーの通り。仕方なくチューナーボードを新調。IO DATAのGV-MC/RX3が、VISTA 64bitに公式対応しており、orbも問題ないということで、これがベストチョイス(他に選択肢は無い。)手間取ることなく簡単に設定できて、アッサリ(1)をクリア。
自宅のPCさえ動いていれば、番組表を見ながらワンボタン録画も出来て便利。今までの環境では設定手順が多くて面倒だったので、orbの手軽さはうれしい。
また、VISTAのWINDOWS MEDIA CENTERが思いの外使える。カテゴリやキーワードで目的の番組を容易に探すことが出来るし、「シリーズ録画」にしておけば、毎週自動で撮っておいてくれるので、その使い勝手はDVDレコーダーと遜色ないと言ってもよい。渋々だったが、結果的に良い買い物だった。

問題は(2)の方。WINDOWS MEDIA CENTERで録画するとDVR-MSという見慣れない形式で保存される。これを録画が完了する度にMPEG4かH.264に変換し、そのままiPodへ転送する手順。いくつかソフトが出ている中から、まずは、ペガシスのMOVIE TO PORTABLE(体験版)を導入してみた。フォルダ監視機能を使って、新しいファイルを認識するところまでは完璧なのだが、そこから変換できない。体験版が原因なのか、64bit版に非対応なのか?
気をとりなおして、今度はソニーのImage Converter 3 ver.3.1を導入。こちらは動作環境に「64bit版NG」とハッキリ書いてあり、何らかの不具合は覚悟していたが、やはり自動変換が出来なかった。但し、手動であればMPEG4に変換が可能だったので、64bit版に対応したソフトが出るまでの間は、手動で変換、手動で転送しなければならない。
三たびXPに戻せば一気に解決か?と思ったが、そうすると今度は買ったばかりのチューナーボードが使えない。32bit版VISTAを購入すれば丸く収まるのだが・・・なんだか蟻地獄にはまった感覚。