残すは、Dynamic DNSの取得とTVサーバー&ルーターの設定となりますが、その前に、もう一つの目標であるMACのレストアも進めていきます。

結局この時は、ただ詰め込むことだけを考えていたため、随所に無理をしていた印象です。今回は、実用的な部分中心に改良を試みました。


まずは電源スイッチ。当時はバックパネルを製作し、そこに乗せるつもりでしたが、計画は棚上げ~電源スイッチはケーブルむき出しの状態でケースから引っ張り出し、そのまま使い続けていました。
前面のアップルのロゴ下に3つの穴を開け、しっかりねじ止めします。この部分のケースの厚さは3mmほどあるので、そのままではネジが届きません。ネジの頭が面一になる程度までネジ穴周辺を丸く削ってあります。イメージ通りに加工できました。また、スイッチの高さ調節には、マザーボードをケースに固定する際に用いるスペーサーを下駄として使っています。


次はケースファンの取り付けです。電源が近いこの部分に冷却穴として無造作に空けていたものを拡張しました。一辺4cmの菱状に開いた穴から直径5cmの円形にしたかったのですが、使用したツールが、当時と同じノコギリとヤスリでは、うまくいきません。気長な作業も実らず、かなり歪な円となってしまいました。しかし、ここに6cmケースファンとファンガードをつければ、それっぽくなります。まあ裏なので、これ以上は気にする必要も無いでしょう。熱を逃がすことが出来ればOKです。


そして、今回は思い切って、ACアダプターによる電源供給を奢りました。キットは、探せばすぐ見つかり、組み付けも簡単です。スマートに納めることが出来ました。
しかし、この選択によって大きな問題を抱えました。「供給電力が足りない!」のです。当時の環境で使っていた電源は180Wあり、ここ数日テストで使っていたのは、余り物の500W電源。全く気にとめていませんでした。マザーやDVDドライブは省電力設計されたものなので、HDDがネックになっているのは間違いないでしょう。AC電源キットは150Wですから、2.5インチHDDに換装すれば問題なく作動すると思われます。
ということで、HDDを交換の後(1)からやり直し。「振り出しに戻る」です。