ワンセグ端末を使っていて、たまに不便に思うのが、他県のUHF局の放送が観られないことです。土曜の競馬中継やパ・リーグの試合を観るにはUHF局が便利で、今の住まいを選ぶにあたっては、多くのU局が観られることを第一条件としたほどです。
何とかならないものかと調べたところ、殆ど手持ちの環境から、ロケーションフリー用サーバーが組めることが分かりました。これならば、自宅のTV受信環境を何処でも手軽に利用できそうです。
ベースとなるのは、4年ほど前に制作の「Macintosh Classicの中に無理矢理詰め込んだAT機」しばらくHDDレコーダーとして使っていましたが、電源の故障を機にバラしてしまいました。今回は丁度良い機会なので、ついでにこのマシンを復活させたいと思います。

---手持ちのパーツ群---
■マザーボード:VIA EPIA-MC933(2002年発売のMINI-ITXマザー)
■メモリ:PC2100 512MB x1
■HDD:Maxtor 3.5inch ATA/133 80GB
■光学ドライブ:松下寿 CR-1750-C (1999年製 スロットインDVD-ROM DRIVE)
■OS:WINDOWS 2000 SP4
■その他:USBキーボード、マウス、電源、9inchモノクロモニタ

---新たに購入したもの---
■TVチューナーボード:玄人志向 SAA7130 (3,000円弱)
音声はモノラル、画質はイマイチ。ドライバ以外は何も付いていないボードですが、PHS回線を使って受信する予定なので、スペックを必要としません。因みに、チューナーボード選びで重要なのは、「ソフトウエアエンコード」であることです。この事については、後に触れます。

とりあえず、メンテナンス性の悪いMac Classicの中からパーツだけを取り出して、WINDOWS 2000をインストールしました。