- 2007/10/30
- スポーツ
猫も杓子もメジャー挑戦
■スポニチアネックス
前田幸長(37)メジャー挑戦へ
巨人は前田から米大リーグ挑戦の申し入れがあったことを受け、本人の意思を尊重して退団を了承したと発表した。
前後のドラフト1位(ロッテ)がメジャーリーガー(87年・伊良部/89年・小宮山)なので、自分も!と常々考えていたかどうかは知らんが、少なくとも岡島の活躍がきっかけになったことは間違いない。
失礼ながら、今の前田レベルが通用すれば、プロ野球にとって一大事。皆一斉に海を渡って、日本からピッチャーがいなくなってしまうだろう。いっそ村田兆治あたりも現役復帰してメジャーを目指してもらいたい。
もっと飛躍して、セパ12球団全てがアメリカにフランチャイズを移せばどうか?深夜中継の方が視聴率を稼げるし、みんなの好きな”日本人対決”も毎日毎日嫌というほど見られる。一石二鳥じゃないか?
これは、メディアの盛り上げ方に問題がある。例えばワールドシリーズ。「最高峰の舞台で日本人対決!」とやれば目を惹くだろうが、冷静になれば「ライオンズの紅白戦(岡島も居るよ)」を大袈裟に言っているだけで凄さがいまいち伝わらない。
試しに新橋の駅前あたりで「ロッキーズの主軸を知っているか?」と尋ねてみればよい。おそらく正解率は低いだろう。(カズオ以外)誰だか分からない人達に投げて勝ったところで、本当に凄いのか・・・?ということだ。スポットの当て方が間違っている。松坂や岡島のことは既に知っているし、ボストンでの評価はどうでもよい。評価は観ているこちらが勝手にする。