- 2005/10/08
- スポーツ
まずは先勝
初球ホームランで、いきなり1点のビハインド。重苦しい流れとなった。そんな空気の中、先発の渡辺は要所をしめるいつもの投球内容。踏ん張るエースに報いたい五回裏、堀が犠飛を放ち、なんとか同点とすると、松坂が降りた八回裏に三井を打ち込んで、ようやく勝ち越し。
そして、最後はコバマサ。こちらもシーズン同様、連続安打を浴び、1死1,2塁のピンチ。命からがら併殺に討ち取りゲームセット。薄氷を踏む1点差ゲームであった。振り返れば、追いついた5回裏、松坂のエラーを得点に繋げることができたのが大きかった。
フランコ、ベニー、李を5,6,7番に並べる本日の先発オーダーは、下位打線で連続長打を期待するパターン。しかし、今日のように好投手が相手の場合は、それが裏目に出ることが多い。四死球や単打で出たランナーをきっちり送ったり、エンドランで確実にミートしたりと繊細なプレーが要求される。何らかの対策を講じなければ、併殺の山を築いたり、タイムリー欠乏症に陥る可能性が十分考えられる。明日のゲームはいつものバカ打ちゲームが見たい。
それから、一足先にファームの方が、阪神を下して日本一。MVPは辻、優秀選手はルーキーの大松&竹原。来年はポジション争いに割って入ってくる。