- 2009/11/09
- 雑記
勘違いの話を勘違い
高校時代に習った古典で、熟れた柿が頭の上に落ちて来た事を矢で射られたと勘違いして、連れに介錯を頼むという話がある。古今著聞集 巻第十二 ”弓取の法師”という話だ。
この話、実は今の今まで徒然草に数多く書かれている”仁和寺の法師”の内の一つとして覚えていた。いや正確には、以前気になって、徒然草を探してみたが、載ってないので、出所不明の不確かな記憶として処理していた。
おそらく「法師」「間抜け」という共通のキーワードで混同していたのだろう。なんかスッキリした。