- 2009/06/20
- スポーツ
我慢、我慢
署名提出が関係したかどうか分からないが、あれ以来全敗。一瞬だけ好調だった打線も見る影無く元通り。
冷静に見てみると、今シーズンの戦い方こそ「ボビー野球の集大成」なのでは?という気がしてきた。左右病に外人偏重器用。不振打者のスタメン固定。「一番・早坂」にしても2005年のオフに小坂がトレードされて以来の課題であった、遊撃手のバックアップ要因育成を軽視したことが響いている。
その他、エンドランの多用や早いカウントから打って出るといった奇抜な作戦が功を奏したのは2005年まで。研究され尽くした今日となっては、全てに於いて逆効果。采配や戦力に新味が無い以上、この順位は、ある意味当然だろう。あの年以上の結果を求めるのは酷に思える。
一度優勝を味わったファンとしては、チーム低迷の原因を全てフロントの責任としたい気持ちも分かるが、おそらく、仮に円満にシーズンインしていたとしても結果は同じだったはず。どちらにしてもオールスター前にはリーク合戦で空中分解というのが関の山。こうやって負け試合を最後まで観られるのも「残り半年の我慢と」思えばこそ。先に退任が決まっているだけ有り難い。残りのシーズンは、相手の嫌がる所で上位いじめが出来れば万々歳だ。